【報告】平成30年度 看護師職能(領域Ⅱ)研修会を開催しました

看護師職能委員会(領域Ⅱ)委員 坂本 祐子

 平成31年1月18日(金)13時30分より看護師職能(領域Ⅱ)研修会を開催いたしました。今回の研修会は、健康科学大学看護学部准教授、医療安全研究会会長でもある小林美雪先生を講師として「医療・介護の場での暴力についてどう対応するか‐利用者・家族からの暴力について‐」をテーマに開催しました。研修会には31名の参加(領域Ⅰから22名、領域Ⅱから9名)がありました。講義の冒頭では、今回の研修会でまず、学ぶことの意味…学ぶことで変わる。そして、教育の意味…共育でもあり共に育てていくこと、一緒に学んでいくこと。について話がありました。今回の研修に参加したことの意味をまず考えさせられました。その後、各々に暴力への思いを描きながら研修会に臨み、暴力とはどのようなものなのか、発生のメカニズムや暴力の影響と脅威、また防止対策として『暴力対策フローチャート』について、先生の体験を交えながら話がありました。暴力には目的・対象・結果が存在し、利用者と医療者の双方の生命・健康・尊厳を傷つける。そして、どの様なことが暴力にまで至ってしまうのか?そこまでに至らないようにするには、どれだけ相手に同意を得て、どこまで相手に納得していただくことができるかが重要であることについて改めて考え、認識することができる機会となりました。

 あらかじめ用意された設定の中で危険回避の予測をするための方法(以下、KYT)について、グループワークも行いました。KYTというと転倒転落といったイメージがあるため、暴力へのKYTとなると少し戸惑う場面もありました。限られた時間ではありましたが、有意義な検討が行われたと思います。研修会の感想の中でも、実際に体験した暴力に対する施設側の対応を含めた話を参加者から聞き、暴力はとても身近なところに潜んでいると恐ろしさを感じました。

 今回の研修会で得た暴力についての学びを、今後職場で「共育」し、暴力によって誰も傷つくことがないような職場作りをしていくことが大切であると感じました。

委員長挨拶

講義の様子

グループワークの様子

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