【研修報告】退院支援アドバンス研修(病院と地域でつなぐアドバンス・ケア・プランニング)を開催しました

 令和元年12月15日(日)に亀田医療大学大学院看護学研究科の緩和ケア認定看護師、千葉恵子先生を講師に招き退院支援アドバンス研修、「病院と地域でつなぐアドバンス・ケア・プランニング(以下:ACP)」~生活を支える視点で本人・家族の意思決定を支える~の研修を開催しました。当日は、病院・訪問看護ステーション・行政等に勤務する看護職56名の参加がありました。

 午前は、ACPの基本について講義がありました。ACPという言葉を聞いた事はあっても、具体的支援についてわからない看護職が少なくありません。ACPとは、「将来自分の意思決定能力が低下した際に備えて事前に望む医療とケアについて話し合うプロセス全体」であると講義の中で説明がありました。今回、グループワークで「もしバナ」カードゲームを実施しました。「もしバナ」ゲームは医療者だけでなく地域の方が行うことで、単に医療行為を決めるのではなく、どんな人生を歩みたいかを考えるきっかけになるのだと思います。自分が大切にしているものは何かを知る機会となり、価値観が個々で異なる事を知り楽しくグループワークができました。

 午後は、事例(ある家族の意思決定から考える)をビデオ鑑賞してグループワークをしたことで、本人、家族、医療者それぞれの立場で考えることができました。
 参加者からは「ACPについてわかりやすかった」「何を大切にしてどんな思いがあるのか向き合って話したい」などという感想が多くありました。多くの方がACPについて学ぶことで認知度が広がり、どう向き合っていくか考えることができたことは、今後の看護に大いに役立つ研修だったと思います。

文責:相川 恵美(訪問看護等在宅ケア推進委員)
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