ますほ訪問看護ステーション

ますほ訪問看護ステーションの紹介

平成8年より旧増穂町に開設し、富士川町、南アルプス市、市川三郷町を主な実施地域として訪問しております。 
今年開設20周年を迎え、看護師6名、保健師1名、助産師1名(計8名)の経験豊富なスタッフが張り切っており、さらに地元に愛されるステーションを目指して頑張っています。 
今年認知症看護認定看護師がますほ訪問看護ステーションから2名誕生し、認知症でお困りの患者さん・ご家族の力になれるよう頑張っていきたいと思っています。「在宅で自分らしく生きる」手助けとしてやさしく暖かい確かな訪問看護を提供し、住みなれた自宅という快適な環境で、安心し在宅で療養できるようお手伝いしたいと思います。地元の方々と心の触れ合いを大切にし、信頼と期待にお応えできるステーションを目指していきたいと思っています。

基本情報
所在地 〒400-0501 南巨摩郡富士川町青柳町3492

TEL 0556-22-8231
FAX 0556-20-6030
Mail masuhost★atlas.plala.or.jp(※スパムメール対策のため、「★」を「@」に置き換えてください)
営業時間 8時30分~17時30分
職員数 訪問看護師 7名
介護支援専門員(兼務)5名
介護支援専門員(専任)1名
実施地域 ≪訪問看護事業≫
富士川町(鬼島、箱原、鹿島、十谷を除く)、南アルプス市(甲西地区、櫛形地区及び若草地区)
≪居宅介護支援事業≫
富士川町(鬼島、箱原、鹿島、十谷を除く)及び南アルプス市甲西地区

 

利用者家族様からの声

訪問看護を受けて

 遺影の笑顔が「おまんは、無理しちゃあいんか?」といつものように語りかけてくる。あんなに不安で、じっと見つめていた、最期のやせたあの顔を忘れかけている。
 平成26年11月5日、心筋梗塞のステント術中に脳梗塞を併発し、右片麻痺、失語症、となった父。それから3ヶ月のリハビリを受け、桜の咲く頃、車椅子で在宅となった。高齢者夫婦の気ままな生活はもうできなくなり、私の家の離れをバリアフリーに改修して生活することになった。
 近くで生活する孫やひ孫たちに車椅子を押され、庭を散歩したり、不自由だがゆったりした毎日を送ることができた。木枯らしが吹き始める頃、体調を崩し、6ヶ月の入院を経過した時には、年齢も99歳となり、終末は家で迎えようと状況となった。約1ヶ月、口から食事をしない状況が続き、全身に水疱ができ、その処置と点滴にため、ますほ訪問看護ステーションから、毎日の訪問看護と在宅医の往診を計画した。
 夜、父に付き添い眠れない日々が続くと、自分が何をしているのか、何をしてあげればいいか、判断に戸惑うようになる。そんな時、毎日訪問し状況の変化を確認して、判断していただける訪問看護師は、私にとって、まさに心身ともに頼れる存在であった。毎日1時間以上、全身の水疱の処置に時間がかかる。いやな顔一つせず、手際よく声をかけながら処置を進める。自分も看護職なのに、訪問看護師さんにゆだねてしまって、ちょっと後ろめたい気持ちになるが、在宅看護のプロに任せている安心感がそれを超える。
 最期を迎えた時、父は静かにではなく、いらないものは全て置いていくかのように、多量吐血した。そして静かに逝った。その後の処置をしながら訪問看護師の「よく頑張ったね。よくみんなで看てあげたね。」と、いっぱい声をかけてもらいながら、心の整理を進めていた。
 山梨県の看護職として「訪問看護」は、在宅療養をする患者や家族にとって、最高の支えであり、確かな安心であることは、看護を実践してきたものとして、誇りでもある。そして、今回それを利用する側に立って、確かな知識と技術に裏打ちされた訪問看護師が、こんなにも在宅療養を可能にして、人を支えられるのか、改めてこの事業の重大さを痛感した。利用者として、ただただ感謝の思いでいっぱいである。

平成28年9月5日
訪問看護利用者家族

トップに
戻る