【報告】令和4年度 保健師職能交流集会を開催しました
開催日
令和4年7月9日(土)9時15分~12時
テーマ
「県民の命と暮らしを守るための保健師間の連携推進に、個人・組織が果たす役割」
講師
山梨県看護協会 会長 佐藤悦子
受講者
47人
当日配布資料
県民の命と暮らしを守るための保健師間の連携推進に、個人・組織が果たす役割(※公開期間が終了しました)
保健師間の連携に関するアンケート結果(679KB)
令和4年度 山梨県看護協会 教育計画の保健師活動領域別のお勧め研修一覧(562KB)
報 告
昨年度末に実施した「保健師間の連携に関するアンケート」から見えた課題について、保健師活動の基本に戻り、今後それぞれができる工夫について考える機会の1つとして今回の交流集会を企画、実施しました。時節柄、集合研修ではなくリモート研修で、看護教育研修センターからの講義の配信と、グループワークをおこないました。
講師の佐藤会長から、まず、保健師活動の本質について基本的な視点の確認がありました。その中では、住民の命と健康と暮らしを守る、看護の視点から住民の生活に入り込む、地域の健康課題を住民と共に考える、など保健師活動の大切なキーワードを確認しました。
また、近年は多くの職種とともに仕事をしている状況の中、地域で働く保健師の活動が地域の看護職としての強みとして活かされているのか、保健師の活動を多職種が肌で感じてくれているのか、住民の生活の中に入り込んだ活動ができているのか等々の日々の業務を振り替えざるを得ない投げかけもありました。
講義のあとは経験年数別のグループにわかれ、日頃の保健師業務の中で感じていることを語り合う時間がありました。
日々の業務に追われている毎日ですが、経験年数に関係なくもう一度原点に返り、ウィズコロナの中での保健師活動を考える大切な時間となりました。
最後に講師の佐藤会長からの“時代は変わっても保健師の本質は変わらない”という言葉に、今まで先輩から引き継いだことを次代に引き継ぐ責任があることも再認識しつつ、明日からも頑張ろうと元気をもらった研修となりました。
委員長あいさつ
講師 山梨県看護協会 会長 佐藤悦子
講義の様子