上野原市立病院

平成25年度(3年目)

3年間取り組んだ成果

3年前、社会でも「ワーク・ライフ・バランス」の言葉が声高に叫ばれるようになったのと時を同じくして、当院はこの事業に参加しました。テレビや新聞で得た断片的な知識から当初は夜勤免除や手当の改善など、労働環境の改善に目が行きがちな議論をしていたように思います。
他病院の取り組みを知り、原田先生や鈴木先生から貴重なアドバイスを頂くうちに、メンバーがWLBに関する知識を深め2年目・3年目と着実に成果を積み重ねていったと感じています。

成果は
  ①当院がWLBを重視し、就業・業務環境の整備に力を入れていることが院内外に浸透したこと
  ②これにより入職者が増えたこと
  ③職員間でも理解が深まりお互い様の精神が確実に醸成されたこと
が挙げられます。
①~③により、入職→定着→キャリア育成という好循環がうまれつつあり、当院の大きな収穫と感じています。

3年の取り組みの結果、新たな課題も生まれていますが、着実に解消し成果をさらに伸ばせるよう継続的に取り組んでいきたいと思います。3年間どうもありがとうございました。

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平成24年度(2年目)

ワークショップの感想

事務部長 様

WLB推進事業の取り組みがなければ、なかなか着手しづらい事柄であったため、院内での議論の活発化の良い呼び水となりました。
今回の取り組みをもとに、院内各職種への水平展開を図っていきたいと思います。

看護部長 様
    1. 看護職が働き続けられる職場づくりの推進(労働条件・労働環境の改善)の議論を院内に提起し、院長・事務長を交えた委員会ができ、労働条件・労働環境の改善について審議する場ができました。
    2. 育児・介護休業法に則った、制度の周知・適用を積極的に行い、夜勤免除や短時間勤務等の多様な働き方ができるようにしました。
    3. 夜勤勤務に仮眠時間を設定、仮眠環境を整えました。
    4. 休暇制度の見直し、時間外勤務の公正な評価の検討が進められています。

WLBの取り組み(上野原市立病院) WLBの取り組み(上野原市立病院)

 

1年間ワークショップに取り組んで

良かった点
    • 看護部長のトップダウンによる、行動を起こしたこと。
    • 看護師定着、確保の戦略として、WLBに配慮した労働環境を整える事で、入職者が増え、離職者も少なくなってきたこと。
    • 育児、介護休業法の制度化が進み、短時間正職員制度を利用したり、夜勤を免除されるという環境が浸透してきたこと。
    • 職場内に多様な勤務形態で働く人がいる事に、違和感を抱くスタッフが少なくなってきた事。
    • 上司との信頼関係が好転してきたこと。
進んだ点
    • 病院幹部の巻き込みという点では、今年度はワークショップに院長が参加してくださったこと、院内に正式に「看護師確保・定着推進プロジェクト」が立ち上がったこと。
    • 23年度、24年度のインデックス調査結果の蓄積によって、取り組みの評価を客観的に示す事ができ、また、次年度のアクションプランにその内容を活かす事ができるようになったこと。
    • ワークショップに参加し、他施設のインデックス調査のデーターと当院のデーターを比較して、当院の特徴や課題がより明確に認識できるようになったこと。

12月のフォローアップ・ワークショップに向けての意気込み

    • 1年目は生みの苦しみ、2年目はもう少し余裕をもって望みたいと思います。
    • 病院幹部の巻き込み、スタッフを巻き込みの組織化を修正したいと思います。
    • 新病院の開院に当たり、新たな理念や方針をお伝えできればと思います。

他病院へのメッセージ

    • 1年目の取り組み施設の皆さん、結果はついてきます。結果はついてきます。来年のインデックス調査結果を楽しみにしましょう。
    • この事業に参加を考えている施設の皆さん、何もしないと結果はついてきません。行動する事から結果は生まれると思います。是非参加してみてください。     

 

 

平成23年度(1年目)

フォローアップワークショップ(2月)の感想

事務部次長 様
    1. 4ヵ月で達成できたこと
      4ヵ月のアクションプランで立案したことが、看護部を中心に着実に移せたことは、大変良かったと思います。この4ヵ月間は、いわば、これからの地ならしを行う取り組みでしたが、制度改正や他職種への理解、浸透など、これからが本当のアクションのスタートだと考えています。
    2. 1年後の意気込み
      ワーク・ライフ・バランスの充実→職場の魅力アップ→職員の充足→好循環の発生、定着につながるように頑張ります。
    3. 次年度参加する病院へのメッセージ
      各病院が、おかれている環境や課題は、それぞれ全く違います。
      ワーク・ライフ・バランス=就業条件の向上という考えばかりにとらわれず、別の観点からの問題提起→課題解決があり事業の幅が広がるのではないかと考えます。
看護部長 様
    1. 4ヵ月で達成できたこと
      看護職の働き方(雇用)についての理解が深まりました(働き方の多様性を認め、働き方に対する評価を公平に行う事が大事である)
    2. 1年後の意気込み
      多様な働き方が選択でき、他の職員からも受け入れられ、一人ひとりがいきいきと働ける職場を目指します。
    3. 次年度参加する病院へのメッセージ
      組織内部の議論は大切ですが、客観的なデーターや支援者のアドバイスはその議論をさらに深めてくれます。組織全体の絶好の学びの場になります。

文責 社会経済福祉委員会 原藤 昭彦

 

ワークショップ(9月)の感想

事務部次長 様

今まで、日頃より事務部門で行っている労務管理ができていると思っていましたが、今回のワークショップに参加して直接、看護師さんからニーズや本音を生の声として聴くことができ大変良かったと思います。私たちの対応で、不充分や不足していた部分が多くあったことが認識できました。
今回のワークショップで今後の取り組むべき事項や方向性が明らかになりましたので、新病院の開設に向けて充分に生かしていきたいと思っています。

看護部長 様

★参加した理由・・・
ワーク・ライフ・バランスに配慮した多様な勤務形態があり、多様な働き方ができる職場環境づくりは、看護師確保・離職防止対策の重要な戦略であるという、日本看護協会の取り組みに共鳴していました。自施設内にその戦略の共有を図り、実行性を帯びたものに繋げたいと思ったからです。

★2日間参加しての感想
普段、一人で思案する事や院内での議論に留まる事が多いのですが、インデックス調査を基にしたブレイン・ストーミング方式での議論は、支援者の方々からたくさんの示唆が得られ、アクッションプランについては実行性のある実践的な内容になりました。支援者がいなかったら、ここまで納得できるアクションプランを立案共有する事ができなかったと思います。支援者を交えたブレイン・ストーミングでは個人的に学んだ事がたくさんありました。
支援者を交えた自由、活発な議論は予想外の展開と成果に繋がり、私のストーリーをはるかに上回る結果が得られ、スタッフの意見をブレーンストーミングで聞く事の大切さを改めて学びました。

★今後の意気込み
当院は、地域医療の是非の議論の後に、新病院建設と指定管理者制度の導入という改革を行いました。新病院の建設が進み、移転を機に当院で働きたいと思っている看護職の期待を裏切らない職場環境づくりと医療・看護の質の向上に取り組み、3年前の改革の理念を忘れず、改革を推進し、皆が誇りに思える病院にしていきたいと思っています。

ワークショップに参加した病棟師長 様

ワークショップに参加しましたが、あまりにも前準備が不足していたと感じました。しかし、ここでの学びをスタート地点として今後の取り組みに対して検討し、修正しながら実施していこうと思います。

WLBの取り組み(上野原市立病院) WLBの取り組み(上野原市立病院)

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