甲府共立病院

平成27年度(3年目)

フォローアップ・ワークショップの感想 

看護部長 様

 インデックス調査をする事で自施設の看護職の感じている事がデータでつかめた事、他施設との比較が出来た事によって強みと弱い点がつかめた事が大きな成果であった。
 また、アクションプランの立案と実践をPDCAサイクルで取り組む事で必ずしも成果につながらないこともあったが、おもてなしカフェや看護ケアについての話し合い、制度の周知ニュースなどはメンバーにもWLB推進チームの働きとして目に見える形で伝わったと感じている。

事務部長 様

医療は多職種との共同・連携で成り立っています。その中でのWLBですので取り組みを通じて自らの施設の全体を見つめ直すことができました。
看護師の多くがより良い看護を目指す一方で、厳しい経営実態の中で看護の質を向上と生活の質、休暇の保障はなかなか困難です。
他の病院の努力が参考になりましたし、病院全体で仕事の質と生活の質を上げることの大切さが認識されるようになったと思います。

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3年目の意気込みです

当院は2013年度からWLB推進ワークショップに参加してきました。3つのワーキンググループを立ち上げ、「看護ケアの充実・残業削減」「制度周知」「(WLB推進の)雰囲気盛り上げ」に取り組んできました。2年目のインデックス調査では改善された項目が多かったのですが、3年目の今回は前年度よりやや評価が下がっている項目の多い結果でした。

看護ケア充実グループでは、さらに詳しく知る為にケアに関するアンケートをとり「ケアであると認識している行為が出来ていない」と感じている事に注目しました。そこで今年は最も重点を置いて取り組む課題として、仕事の中で「看護ケアの充実」を感じられるようにアクションプランを検討し取り組む事にしました。仕事(看護)が充実していると感じられる事がライフにも影響すると考えて今年も頑張りたいと思います。

平成26年度(2年目)

フォローアップ・ワークショップ(2月)の感想

看護部長 様

看護ケアに対する満足度の低さからアンケート調査に取り組み、一定のまとめができました。看護ケアだと考えていることに充分時間がとれていない事が不満の原因であり、改善の方向性がみえて来ました。

WLB推進への取り組み周知ではおもてなしカフェや制度周知に取り組み、他職種が参加したり、話題になり成果がありました。職員の健康維持の推進では、甲州弁ラジオ体操(当院オリジナル)やヘルスチャレンジへの取り組みで、院長はじめ管理部が健康まつりや忘年会でアピールする事ができました。

事務部長 様

年々、医療をめぐる環境が厳しくなる中で、医師・看護師等、疲弊感が高まってきました。それが医療の質にも影響を与えてきました。このような中でWLBに取り組み、あらためて自分たちの置かれている状況を見ることができ、できることから改善をはじめました。

おもてなしカフェや甲州弁ラジオ体操の実施、残業の軽減、休みの取得、「看護ケアとは」の検討など、緒についたばかりですが歩みを開始したこと、良かったと思います。

仕事と生活を相互に考えるということが、病院の方針として経営者・現場労働者の共通な認識になったことがまずもって全身と考えます。継続した取り組みがこれからも必要と思っています。

ワークショップに取り組んだ成果

ニュースなどを通じて、病院としてWLB改善の取り組みをしていることが職員に周知できました。インデックス調査の結果、初年度と比較して多くの項目が改善傾向で、特に上司への評価が全国平均よりも高値であることがわかり、部下への面接や勤務表作成などで苦労している師長たちの確信につながったと思います。

また、特に改善すべき項目として取り組んできた「周囲に気兼ねなく帰ることができる」「1週間程度の連続休暇が取れる」の結果が改善し、実際に平均残業時間が短くなり「定時に帰ることができる」の項目でも改善が見られました。
管理者として、看護職員の意識を数値としてつかむことができたことも大きな成果です。

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ワークショップに取り組んでの感想

日本では「仕事一途」が、特に医療職・看護職など公共性のある職には美徳とされ、求められ期待に応えようと粉骨砕身してきました。それでは限界があるということが近年明らかになってきて、WLBが検討・推進されています。今回ワークショップに参加して、このこと抜きにより良い医療・看護の展開はないなと感じました。当院だけでなく、多くの病院が参加されていることを見ても、重要さは明らかです。看護師さん達の論議に加わり、ただ楽になりたいだけでなく看護ケアとはどうあるべきかなど、常に良い看護を目指す観点で話し合っている姿に感心しました。

アクションプランを実践する中で、少しずつですが成果も出ています。ただ、医療を大切にする、看護師はじめ医療職を大切にする、為政者の姿勢を変えないと根本的には解決しないなというのが正直な感想です。

その他、気がついた点、他の病院の皆様へのメッセージなど

看護協会の役職員の方のご尽力に感謝いたします。今後とも患者さんのためのよりよい看護のためにご奮闘を期待いたします。同期で取り組まれた他の病院さんとの交流もできると良いなと思いました。

社会経済福祉委員会委員より一言

昨年度とデータを比較し、特に低い項目にはパターンや関連性を意識して分析されていた。若い世代が7割を占める職場環境から、将来性ややりがいに目を向け、また看護ケアに対する認識に関しては、今後ポイントを絞って他施設の情報も参考に活動していく発表を聴き、意欲的な姿勢を強く感じた。

 

平成25年度(1年目)

4ヶ月間取り組んだ感想

インデックス調査の分析に手間取り、アクションプランの具体化が遅れましたが、まず、看護職全体の労働負担の軽減を図るため、残業時間の短縮に取り組み、1時間余の短縮とその維持ができました。しかし、残業の内容分析や業務改善に至っていないため、ただ「残業をしないように」と言われているように感じる職員もおり、自分がやりたいと思うケアを十分やれないような窮屈な思いを抱いた職員もいました。現在、「看護ケアとは何か」について話し合いを進めていますが、師長同士あるいは主任同士で「看護ケア」について話し合った経験は新鮮で、主任の中から職場でもこのような話し合いをしたいとの声があがっています。やはり、単純に残業削減や業務改善を目的とせず、看護ケアの充実と連動させて取り組むことが大切だと感じています。今後は、これらの取り組みに若い世代をいかに巻き込み、変革に主体的に参加してもらうかが課題です。来年度は、楽しくダイナミックな活動にしていきたいと考えています。

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インタビュー

ワークショップに参加した理由

2013年度、当院看護部門は「地域の医療要求に応えられるよう、医師労働、看護労働を改善し、看護師の安定的確保と育成を成功させ、看護の質向上に取り組む」ことを目標としています。年度方針重点課題の「看護職の労働環境改善」を外部の支援も頂きながら、具体化したいと考えています。

インデックス調査を受けての感想

インデックス調査では、「医療安全」「労使関係」「リスク管理」がベンチマークをうわまわる高得点でした。「上司との関係」が良好で、既婚の子育て世代は、労働条件に比較的満足していますが、「休日」「今の給与は妥当である」の点数が低く、特に若手~中堅で未婚の職員の満足度が低い事がデータとして出ました。組織の強み・弱み改めて認識を深めることができ、強みのなかにも弱みを発見したり、新たな課題を発見することができました。

今後への意気込みについて

「さあやるぞ!みんなで取り組むWLB!!」を合言葉にアクションプランを実行に移します。

ワークショップに参加しての感想

グループワークを通して、インデックス調査の内容を多角的に分析することは慣れない作業で苦労しましたが、支援者のアドバイスによって結果の読み取り方を学ぶことができました。また、活発な意見交換ができ、職種や世代を超えて率直に話し合える機会となり、大変良かったと思っています。
課題が多く、大変ではありますが、楽しく取り組んでいきたいと思います。

WLBの取り組み(H25甲府共立病院)_WLBの取り組み(H25甲府共立病院)

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