フォトレポート

《保健師職能委員会》「令和7年度 保健師職能研修会」報告

《保健師職能委員会》「令和7年度 保健師職能研修会」フォトレポート

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保健師職能委員長 あいさつ
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講師 岡本 玲子 先生
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グループトークの様子

開催日

令和7年10月25日(土) 9時15分~12時00分

研修名

《保健師職能委員会》「令和7年度保健師職能研修会」

テーマ

「事例で深める保健師のコア確認~みんなの元気のために!~」

講師

大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 岡本 玲子 教授

受講者

49名参加

レポート

 日頃の保健師業務の中にコアバリューとコアコンピテンシーがあることを認識し、自身の保健師活動と保健師のコアを結び付けて振り返ることを目的に研修会を開催しました。

 今年1月の保健師職能研修会で講演頂いた岡本先生を再度お招きし、事例を聞きながら「シンクアンドシェア(最初に自分で考え、次にパートナーと話して磨きをかけ、みんなで大事なことを共有する)」という手法を用い、保健師の活動の中にあるコアバリューとコアコンピテンシーを再確認し、自分の活動を振り返ることができました。

 講義の中で初めに、保健師はポピュレーションベースで、ポジティブヘルス(より正の方向へ向かうよう支援)を推進する職種であり、これが保健師のコアとして大切なところであり、社会の必要に応じて、住民や関係者と協働し「成解(せいかい)」を導き続ける・「成解を導くワザ」を磨きかけてきた専門職であると話がありました。

 また、保健師が普段行っているアセスメント自体がエビデンスであり、そのアセスメントの特徴として①連続性の視点で捉える②関係性やダイナミクスに着目する③包括的な視点で捉え、住民の健康と安全を守っていくために活動している ことを再認識できました。

 最後に、人々の「生」を衛ことが、保健師の役割であり、保健師のコアを明確にし、看護師等の人確法第6条にある「・・・自ら進んで能力の開発及び向上を図るとともに、自信と誇りを持ってこれを看護業務に発揮できるよう努めなければならない」という話があり、その責務を果たしていけるよう、日々活動していきたいと思いました。

 プチ演習やグループワークを通し、職場や経験年数が違う保健師と話をしたことや、自分自身がいろいろな技を使って保健師活動を実践していることが認識でき、研修アンケートの中で「元気になれた」との声が多く挙がった研修会となりました。


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