フォトレポート

《峡北地区支部》継続看護研修会「事例検討」報告

研修会の様子

開催日

令和5年10月23日 (月) 13時30分~16時30分

研修名

継続看護研修会「事例検討」~その人らしく暮らすことを支える~

講師

山梨県立大学看護学部 学部長 泉宗美恵 氏

事例提供者 訪問看護ステーション ほっと・ほっと韮崎 所長 塚越暁美 氏

受講者

45名参加

レポート

 昨年度に引き続き、看護連携継続委員会との合同企画を開催しました。
 講師である泉宗先生から、病院と地域が協働し、療養者と家族が在宅で安心して生活するための支援のあり方について講義を受けました。最期まで住み慣れた地域で生き切ることを支えるとはどういうことか、aging in placeの実現には、その人にとっての最善を考え、家族や支援者も含めて折り合いをつける意思決定支援(ACP)が求められることを理解しました。塚越所長から「がん終末期における療養者と家族のゆれる思いに寄り添って」在宅療養を支えた事例を提供をして頂きました。
 グループワークでは、それぞれの立場から様々な視点で、意見交換がされました。結果的に病院での最期を希望した事例でしたが、「ご本人が穏やかに療養出来た」「家族が最期に立ち会うことが出来た」ことが、この方に取っての最善だったということが共通の意見となりました。患者・利用者に寄り添うことが出来る看護職の力を感じ、役員自身も元気になる研修でした。

《峡北地区支部》継続看護研修会「事例検討」フォトレポート【2023-64】

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