フォトレポート

《看護師職能委員会》「令和7年度 看護師職能研修会(領域Ⅰ)」報告

《看護師職能委員会》「令和7年度 看護師職能研修会(領域Ⅰ)」フォトレポート

講義の様子
グループワークの様子
講師への質疑応答

開催日

令和8年2月17日(火) 13時30分~16時00分

研修名

看護師職能研修会(領域Ⅰ)

講演

【テーマ】身体拘束最小化に向けたせん妄予防の看護
【講師】山梨県立中央病院 精神看護専門看護師 武井 千寿 氏

参加者

53名参加

レポート

 令和6年度の診療報酬改定に伴い、身体拘束最小化の取り組みが義務化され体制整備が必須となりました。身体拘束解除に向け、せん妄予防が重要と考え、身体拘束解除のヒントが得られるよう今回の研修会を開催しました。

 山梨県立中央病院のリエゾン精神看護CNS、武井千寿先生をお招きし、講義を行った後にグループワークを行いました。事例を通して看護実践を行うことでせん妄の理解、知識の定着、身体拘束解除に向けての応用方法の共有を行うことができました。

 講義では、せん妄の基礎知識や発症要因(リスク因子)、認知症との違い、必要な情報収集の視点について学びました。特に「因子を軸に考える」ことの重要性が示され、リスクを的確に把握し、予防的に介入することが身体拘束の最小化につながることが強調されました。また、身体拘束を「安全のため」ではなく「治療のための一時的対応」として捉え、「なくす」のではなく「減らしていく」という考え方が示され、参加者の意識を見直す機会となりました。

 後半は事例を用いたグループワークを実施し、せん妄リスクの抽出と具体的な看護介入について検討しました。他施設の取り組みや工夫を共有することで視野が広がり、自施設の実践を振り返る有意義な時間となりました。

 アンケートでは、せん妄予防を強化することが身体拘束の減少につながるという理解が深まったことがうかがえました。本研修は、せん妄予防を基盤とした看護実践の質向上に向け、具体的な行動につなげる機会となりました。

《看護師職能委員会》「令和7年度 看護師職能研修会(領域Ⅰ)」フォトレポート【2026-107PR】

TOP